ワークショップ企画【左官ウォールアート】 デザイナー:シマダマサノリ / フォトグラファー:五十嵐里穂
子ども向けに左官のワークショップを企画、なじみのない方々にも広く知っていただきたいと、2人のゲストを招きコラボレーションイベントを行いました!
1人目は、デザイナーのシマダマサノリさん。左官の技術と芸術を融合したウォールアートイベントのディレクターとして参画いただきました。
2人目は、フォトグラファーの五十嵐里穂さん。イベント体験中の子どもたちのスナップのほか、左官の壁を背景にした撮影会も同時開催してもらいました。

当日は、地域の子どもたちを対象に募集した総勢20名が、日本の伝統技術である左官ゴテを使って壁塗り体験に挑戦。熱い視線の中、実際の左官職人さんに塗り方を教えてもらいながら、練習架台に自然素材である漆喰を塗り始めます。悪戦苦闘しつつも、みんな楽しみながら職人さんのような真剣な眼差しで取り組んでくれました。

ひとりで壁塗りができるようになったら、次はウォールアートへ。社屋の壁(高さ3.5m × 幅2.7m)一面に、子供たちがカラフルな左官材料を自由に塗り広げていきます。最年少の1歳から最年長が10歳。みなさん予想以上に上手に左官ゴテを使いこなし個性あふれるタッチで表現していました。時間を忘れて夢中になる子が多く、「まだ終わりたくない」と口にする姿がとても印象的でした。

ご参加いただいた皆さま大変にありがとうございました。後日、会社に感想メールを送ってくださった方がいらっしゃいましたので、少しだけ紹介いたします。
Aさん「この度はお世話になりました。貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。こういった体験ができるイベントは、自分たちにもよい経験になりますし、こどももとても喜んでいました。また企画して頂けたらありがたいです。ありがとうございました。」
Bさん「先日はお世話になりました。素晴らしい企画ありがとうございました。娘もまたやりたい、左官屋さんになりたいと言って喜んでいました。素敵な写真もありがとうございます。またお会い出来ることを楽しみにしております。ご縁に感謝。」
大変励みになるお言葉をいただき、主催者としてこれ以上の喜びはございません。いつかまた機会がありましたら、その際はぜひよろしくお願いいたします。

今回のアートイベントで使用したのは、人気の左官材料である「珪藻土」です。色や模様の自由度に加え、高い調湿性・消臭性をもち、さらに断熱・防音効果も期待できるため、マイホームにも幅広く活用されている素材です。左官ワークショップイベントは、大人から子どもまで幅広い層に体験いただくことができ、完成後もフォトスポットになるので更なるファン獲得にもつながります。体験者の方々が思い出を語り継いでくださるような壁になれば幸いです。またデザイン・機能面におきましても、ビニールクロスなどに比べ割高になるものの、左官仕上げでしか出せない立体感のある表情や、唯一無二のハンドメイド感を演出でき、“呼吸する壁”としても注目を集めています。壁紙の上からでも施工できるため、改修工事にも対応可能です。ぜひ一度左官の壁塗りイベントもご検討してみてはいかがでしょうか?
